奥原希望(読み)おくはらのぞみ

知恵蔵mini 「奥原希望」の解説

奥原希望

バドミントン選手。1995年3月13日、長野県生まれ。日本ユニシス所属。156センチ。7歳でバドミントンを始め、2011年に史上最年少(16歳8カ月)で「全日本総合選手権」を制覇する。12年には日本人初の「世界ジュニア選手権」優勝を果たした。13年には半月板損傷により手術をし、以後1年半の休養に入る。15年9月、世界最高峰のツアー「スーパーシリーズ」で初優勝を遂げる。同年12月には「スーパーシリーズファイナル」(ドバイ大会)で日本人初となるシングルス優勝に輝く。16年3月、バドミントン最高位大会の「全英オープン」で1977年以来39年ぶりとなる日本女子シングルスの優勝を勝ち取り、世界ランク3位となった。2016年8月17日(日本時間)、リオデジャネイロ五輪で日本シングルスとして初めて準決勝に進み、同19日に銅メダルを獲得した。

(2016-8-18)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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