奥村 喜和男(読み)オクムラ キワオ

20世紀日本人名事典 「奥村 喜和男」の解説

奥村 喜和男
オクムラ キワオ

昭和期の官僚 東洋自動車会長;内閣情報局次長。



生年
明治33(1900)年1月4日

没年
昭和44(1969)年8月19日

出生地
福岡県

学歴〔年〕
東京帝大法学部独法科〔大正14年〕卒

経歴
逓信省に入り、同盟通信、満州電電など国策機関の創設尽力、その後内閣調査局調査官となり電力の国家管理を準備した。次いで企画院に移り、国家総動員法を起案。逓信監察官を経て昭和16年東条英機内閣の下で情報局次長となり、言論統制と太平洋戦争初期の対米英思想・宣伝戦に活動、18年退官した。戦後公職追放されるが、解除後、東陽通商社長となり、日本実業会長、東洋自動車会長などを務めた。著書に「日本政治の革新」「変革期日本の政治経済」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「奥村 喜和男」の解説

奥村 喜和男 (おくむら きわお)

生年月日:1900年1月4日
昭和時代の官僚。内閣情報局次長
1969年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android