奮闘・憤闘(読み)ふんとう

精選版 日本国語大辞典 「奮闘・憤闘」の意味・読み・例文・類語

ふん‐とう【奮闘・憤闘】

〘名〙
勇気をふるって敵と戦うこと。力いっぱい戦うこと。
日本外史(1827)二「因奪闘、数卻敵兵
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二「速かに奮闘(フントウ)して死生を決せんと欲する」 〔宋史‐呉挺伝〕
気力をふるって困難にぶつかること。力一杯努力すること。
破戒(1906)〈島崎藤村〉四「見れば男女農夫〈略〉我劣らじと奮闘をつづけて居た」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android