精選版 日本国語大辞典 「女性」の意味・読み・例文・類語
にょ‐しょう ‥シャウ【女性】
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女性雑誌、文芸雑誌。1922年(大正11)5月~28年(昭和3)5月刊。通巻72冊。プラトン社発行。創刊号の「二十世紀は婦人の世紀」(巻頭言)、「婦人となる前に人間となれ」など、女性の精神生活、地位の向上発展を目ざしたが、まもなく文芸雑誌の傾向を強め、『苦楽』(プラトン社)とともに関東大震災後の文壇をリードした。執筆者の顔ぶれは多彩で、大正、昭和初期を通して活躍する主要な作家は、ほぼ顔をみせている。なかでも永井荷風『耳無草』(のち『隠居のこゞと』『下谷叢話(したやそうわ)』)、森田草平『輪廻(りんね)』、谷崎潤一郎『痴人(ちじん)の愛』後半、芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)『お時儀(じぎ)』、川端康成(やすなり)『文科大学挿話』、横光利一『春は馬車に乗つて』などが記憶される。
[尾形国治]
…自然性sexと明確に区別するために文法性とも呼ばれる。 たとえばインド・ヨーロッパ語族では,男性―女性の2性に区別されるタイプ(フランス語,イタリア語,スペイン語など)と,男性―女性―中性の三つを区別するタイプ(ギリシア語,ラテン語,ドイツ語,ロシア語など)が広くみられ,セム語族には前者のタイプのみが存在する。文法性の区別がその起源において,生物―無生物,また自然性の区別と結びついていたことは確かであろうが,現今みられる組織においては,そこに必ずしも一致しない例が多くみられる。…
…性の原理に基づき一定の場所への女性の立入りを禁止する習俗。〈…きんぜい〉ともいう。…
※「女性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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