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奴・臣 やつこ

大辞林 第三版の解説

やつこ【奴・臣】

〔「家つ子」の意〕
( 名 )
古代の賤民のうち、もっとも下級の奴隷。また、身分の卑しい者。 「住吉の小田を刈らす児-かもなき-あれど妹がみためと私田刈る/万葉集 1275
家来。下僕。 「其の家に一人の-あり/今昔 2
ある物事に執着して心身の自由を奪われることをたとえていう。とりこ。 「ますらをの聡き心も今はなし恋の-に我あれは死ぬべし/万葉集 2907
人や物をののしっていう語。やつ。 「面忘れだにもえすやと手握りて打てども懲りず恋といふ-/万葉集 2574
( 代 )
一人称。自分をへりくだっていう語。やつがれ。 「対へて曰さく、-は是国神なり/日本書紀 神武訓

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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