奸佞・姦佞(読み)かんねい

精選版 日本国語大辞典 「奸佞・姦佞」の意味・読み・例文・類語

かん‐ねい【奸佞・姦佞】

〘名〙 (形動) 心がねじけていること。悪賢く、人にこびへつらうこと。また、そのさまや、その人。
空華日用工夫略集‐応安五年(1372)三月二九日「今後姦侫者有何所一レ畏哉」
浄瑠璃岸姫松轡鑑(1762)四「邪智奸佞(カンネイ)の元(もと)たる義員」 〔管子‐覇言〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android