始\初ちょろちょろ中ぱっぱ赤子泣くとも蓋取るな(読み)はじめちょろちょろなかぱっぱあかごなくともふたとるな

精選版 日本国語大辞典 の解説

はじめ【始・初】 ちょろちょろ中(なか)=ぱっぱ[=かっか]赤子(あかご)(な)くとも蓋(ふた)(と)るな

御飯の炊き方を説いたもの。はじめの内は火を弱くし、中頃は火を強め、途中で蓋を取ってはいけないとする。
浄瑠璃仮名写安土問答(1780)二「扨焚(たき)様に口伝が有る。初(ハジ)めちょろちょろ中(なカ)っく。ぢゃぢゃ時に木を引て赤子泣く共蓋(フタ)取るな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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