姨捨・伯母捨(読み)おばすて

精選版 日本国語大辞典の解説

おばすて をばすて【姨捨・伯母捨】

※後撰(951‐953頃)恋一・五四二「こむといひし月日をすぐすをはすての山のはつらき物にぞ有ける〈よみ人しらず〉」
[二] 謡曲。三番目物。各流。作者不詳。古名「姨捨山」。「大和物語」による。中秋の名月の夜、信濃国(長野県)の姨捨山に、昔この山に捨てられた老女が現われ、昔をしのんで舞を舞う。「関寺小町(せきでらこまち)」「檜垣(ひがき)」とともに「三老女」といわれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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