嫣然・艷然(読み)えんぜん

精選版 日本国語大辞典 「嫣然・艷然」の意味・読み・例文・類語

えん‐ぜん【嫣然・艷然】

〘形動タリ〙 にっこりと笑うさま。多く、美しい女性についていう。
※艸山集(1674)二二・栗「霜後嫣然開口笑、便看猿子満山庭
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一「女の年未だ二八に盈(み)たざれども、顔色嫣然として玉を欺き」 〔宋玉‐登徒子好色賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android