宇佐美 洵(読み)ウサミ マコト

20世紀日本人名事典 「宇佐美 洵」の解説

宇佐美 洵
ウサミ マコト

昭和期の銀行家 元・日銀総裁;元・三菱銀行頭取



生年
明治34(1901)年2月5日

没年
昭和58(1983)年2月19日

出生地
東京

出身地
山形県米沢市

学歴〔年〕
慶大経済学部〔大正13年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲一等瑞宝章〔昭和46年〕

経歴
三菱銀行に入り、常務、副頭取を経て昭和36年に頭取となった。39年12月、民間人として戦後初めて日銀総裁(第31代)に起用された。在任中は40年不況の乗り切りに尽力したほか、経営困難の山一証券に対する特別融資に踏み切り、またシンジケート団による国債引き受け方式を案出した。44年の退任後は、金融制度調査会長などを務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「宇佐美 洵」の解説

宇佐美 洵 (うさみ まこと)

生年月日:1901年2月5日
昭和時代の銀行家。三菱銀行頭取
1983年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android