宇治紫文(2代)(読み)うじ しぶん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宇治紫文(2代)」の解説

宇治紫文(2代) うじ-しぶん

1821-1879 幕末-明治時代浄瑠璃(じょうるり)太夫
文政4年生まれ。初代宇治紫文の子。一中節宇治派家元。父の一周忌安政6年2代紫文を襲名明治12年9月13日死去。59歳。江戸出身。初名は都和中。前名は宇治紫鳳。号は閑斎翁。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「宇治紫文(2代)」の解説

宇治紫文(2代)

没年:明治12.9.13(1879)
生年:文政4(1821)
江戸後期から明治にかけての一中節宇治派の家元。初代の子で名は福太郎。はじめ初代宇治紫鳳を名乗り,父の一周忌の安政6(1859)年に2代目紫文を襲名。明治8(1875)年5月隠居後は宇治閑斎翁と号した。

(吉野雪子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android