宇都宮 鼎(読み)ウツノミヤ カナエ

20世紀日本人名事典 「宇都宮 鼎」の解説

宇都宮 鼎
ウツノミヤ カナエ

明治・大正期の軍人 海軍主計総監;早稲田大学教授。



生年
慶応1年9月12日(1865年)

没年
昭和9(1934)年4月19日

出生地
越後国蒲原郡中野村(新潟県)

経歴
政法の学を修め、明治26年海軍主計官としてドイツに留学、7年間滞欧して政治・経済学を修得、主に財政・金融を学んだ。帰国後、海軍大学校勤務、海軍経理学校長、呉鎮守府経理部長などを務め、大正2年主計総監となった。のち早稲田大学教授に就任。学習院、慶応義塾大学でも教鞭を執った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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