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安積疎水∥安積疏水 あさかそすい

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世界大百科事典 第2版の解説

あさかそすい【安積疎水∥安積疏水】

福島県の中央部にある猪苗代湖の水を引いて,奥羽山脈の東部にある郡山盆地の水田を灌漑する用水路。構想は幕末のころよりあったが,1873年(明治6)に郡山の有志によって結成された開成社の大槻原開拓の成功をきっかけとして,明治政府は国家事業として郡山盆地の台地に士族の入植と疎水の開削を計画した。78年オランダ人の技師ファン・ドールンC.J.van Doorn(1837‐1906)に設計させ,79年起工,延べ85万人を動員して82年に完成した。

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世界大百科事典内の安積疎水∥安積疏水の言及

【福島[県]】より

…米作は会津地方の会津盆地,猪苗代盆地,中通りの郡山盆地,須賀川盆地や,浜通り北部の沿岸低地で盛んであるが,なかでも県下最大の会津盆地は,中世以来開拓された水田が集中しており,水稲10a当り収量が600kg近くの地区もあって,県内一の米どころである。また明治初年まで水利のよくなかった郡山盆地では,猪苗代湖から水を引く安積(あさか)疎水が1882年完成して水田面積が増大し,大正期以降の郡山市の紡績業の発展にも貢献した。野菜類では,須賀川市付近を中心として昭和40年代から盛んになったキュウリ(全国2位,1995,以下同)をはじめ,トマトやネギなどの生産が多い。…

※「安積疎水∥安積疏水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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