宗像[市](読み)むなかた

百科事典マイペディア 「宗像[市]」の意味・わかりやすい解説

宗像[市]【むなかた】

福岡県北部,三郡山地北部の盆地を中心とし,玄界灘に面する市。沖合いの大島を含む。1981年市制。近世に筑前二十一宿の一つとして栄えた赤間宗像郡の行政中心であった東郷が中心市街。鹿児島本線,国道3号線が通じる。米作を主とする農村地帯であったが,1961年の鹿児島本線の電化契機に,福岡市,北九州市の通勤圏となり大規模団地の造成が進み,また1966年には福岡教育大学,東海大学(短期大学)が開設され,住宅学園都市として発展し人口急増。北部に宗像大社の辺津(へつ)宮がある。2003年4月宗像郡玄海町を,2005年3月宗像郡大島村を編入。119.91km2。9万5501人(2010)。
→関連項目福岡教育大学

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