コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

定昇、ベア、賃金改善

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

定昇、ベア、賃金改善

年齢(勤続年数)と賃金の関係をグラフにしたのが「賃金カーブ」。大企業など年功的な定期昇給(定昇)の場合は右肩上がりになる。定昇ではひとつ年を取ると、1年先輩が前年にもらっていた賃金を自動的にもらえる。ベースアップ(ベア)では賃金カーブが丸ごと上に移動し、どの年齢でも満遍なく賃金が上がる。今春闘でいう「賃金改善」は、実質はベアと同じだが、特定の年代を重視するなど配分方法を変える企業もある。定昇がないと賃金カーブは1年分右にずれる。高年層の賃下げなどがあればベースダウンと同じといえる。中小企業では定昇分以上の賃上げを勝ち取らないと、賃金の改善とはいえない。

(2006-03-17 朝日新聞 朝刊 3経済)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について | 情報

今日のキーワード

アウフヘーベン

ヘーゲル弁証法の基本概念の一。あるものを否定しつつも、より高次の統一の段階で生かし保存すること。止揚。揚棄。→アン‐ウント‐フュール‐ジッヒ →弁証法...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android