定言命法(読み)ていげんめいほう

大辞林 第三版の解説

ていげんめいほう【定言命法】

人間の意志を制約する道徳法則のうちで、人間一般に無条件に当てはまるものをいう。仮言命法が「もし幸福を望むならば、云々の行為をせよ」と条件付きであるのに対し、端的に「何々せよ」と義務を命ずる。カントによれば、道徳的命法は何かの目的のための手段であってはならないから、定言命法であるとされる。定言的命令。無上命法。 ⇔ 仮言命法

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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