デジタル大辞泉 「宝籤」の意味・読み・例文・類語 たから‐くじ【宝×籤】 地方自治体の財政資金を調達し、収益金を公共事業などの資金に充てるために売り出すくじ。当籤金とうせんきん付証票。[類語]くじ・おみくじ・あみだくじ・福引き・空くじ・貧乏くじ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「宝籤」の意味・読み・例文・類語 たから‐くじ【宝籤】 〘名〙 富くじの一種。浮動購買力を吸収するとともに地方自治団体の財政資金を調達するために発売される当籤金品付証票券。昭和二三年(一九四八)「当せん金付証票法」の制定によって始められた。発売者は都道府県、大阪等の政令都市、もしくは総務大臣が財政上の必要を勘案して指定する市に限られ、調達された資金は公共事業の財源にあてられる。この当籤金には所得税免除の特典が与えられている。※世相(1946)〈織田作之助〉一「宝籤の副賞に呉れるあの金巾でがすよ」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報