精選版 日本国語大辞典 「実盛・真盛」の意味・読み・例文・類語
さねもり【実盛・真盛】
[1]
[一] ⇒さいとうさねもり(斎藤実盛)
[二] 謡曲。二番目物。各流。世阿彌作。別名「篠原」「篠原実盛」。旅僧が加賀国篠原で説法していると、斎藤実盛の亡霊が現われて、篠原での戦いの有様を語って聞かせる。「平家物語」による。「頼政」「朝長」と共に三修羅といわれ、修羅物中の難曲とされる。
[2] 〘名〙
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