宣ふ・宣う(読み)のたまう

大辞林 第三版の解説

のたまう【宣ふ・宣う】

( 動四 )
〔「のりたまふ(宣り給ふ)」の転〕
「言う」の尊敬語。おっしゃる。 「親の-・ふことを、ひたぶるに辞いなび申さむ事のいとほしさに/竹取」
言ってやります。申し聞かせます。言ってやる相手を低めることにより表現をへりくだったものにし、聞き手に対してかしこまり改まる気持ちを表す言い方。 「いとかしこき仰事に侍るなり。姉なる人に-・ひてむ/源氏 帚木」 〔現代語では「これはまた異なことを-・うものだ」のように、皮肉の気持ちをこめて「言う」の意で用いることがある〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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