精選版 日本国語大辞典 「宮原二郎」の意味・読み・例文・類語
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
工学者、海軍機関中将。旧幕臣宮原木石(ぼくせき)(1827―1889)の子。明治初年、徳川家達(いえさと)に従って父とともに静岡にきて、静岡藩学校に学んだ。1872年(明治5)海軍兵学寮に入り、のちイギリスに留学して機関学を学び、帰国した。1895~1896年に宮原式汽罐(きかん)を発明、1896年に日本、イギリス両国の特許を得た。この水管式機関は1903年(明治36)海軍に採用され好成績を収めた。1898年工学博士、1900年機関総監、1906年海軍中将となった。この間に東京帝国大学工科大学教授として後進を指導した。1907年男爵を授けられ、1909年貴族院議員に選ばれた。なお父木石は蘭学(らんがく)にも通じた儒学者で、静岡藩学校で教鞭(きょうべん)をとった。
[山崎俊雄]
血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新