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宮崎県都城市 みやこのじょう〈し〉

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日本の地名がわかる事典の解説

〔宮崎県〕都城〈市〉(みやこのじょう〈し〉)


宮崎県南部、都城盆地に位置する市。
2006年(平成18)1月、旧・都城市と北諸県(きたもろかた)郡の山之口町、高城町、山田町、高崎町が合併して成立。市域の北西部には霧島山系から連なる山々がそびえ、高千穂峰の東南麓は霧島屋久国立公園に属している。大淀川流域には水田が広がる。宮崎自動車道や複数の国道、JR日豊(にっぽう)本線・吉都(きっと)線が通じる交通の要衝。旧・都城市は平安時代から島津荘(しまづのしょう)の中心地として繁栄。近世は薩摩藩領で北郷(ほんごう)氏が治めた。1871年(明治4)の府県再編成の際には都城県の県庁所在地ともなった。都城盆地の商工業の中心で、商圏は鹿児島県南東部に及ぶ。畜産・酪農・稲作と、茶・サツマイモ・葉タバコ・ダイコン・花卉(かき)などの栽培が盛ん。丘陵地帯ではクリを特産する。電機・機械・食品・飲料・ゴム・繊維・プラスチックなどの工場が操業。地場産業に、伝統の瓦(かわら)製造と、木刀・大弓などのスポーツ用品製造がある。山之口町の麓(ふもと)地区には江戸時代の郷土集落が残り、国の重要無形民俗文化財である人形浄瑠璃山之口の文弥(ぶんや)人形が伝わる。高崎町には500ミリ反射式望遠鏡を完備するたちばな天文台がある。母智丘(もちお)公園はサクラの名所。庄内川上流にある関の尾の甌穴(おうけつ)は国の天然記念物に指定されている。

出典|講談社
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