宮川 寅雄(読み)ミヤカワ トラオ

20世紀日本人名事典 「宮川 寅雄」の解説

宮川 寅雄
ミヤカワ トラオ

昭和期の美術史家 日中文化交流協会理事長;和光大学人文学部教授。



生年
明治41(1908)年10月10日

没年
昭和59(1984)年12月25日

出生地
宮城県仙台市

出身地
東京

別名
雅号=杜良(トラ),朱花書屋人(シュカショオクジン)

学歴〔年〕
早稲田大学政経学部〔昭和6年〕中退

経歴
大学中退後、日本美術史の研究を始め、昭和41年から和光大学教授。早稲田第二高等学院時代より会津八一に師事する。また中国から留学していた故廖承志と同期生だった事もあり、37年以降、日中の学術・文化交流のため28回も訪中。54年日中文化交流協会理事長に就任。一方、労働運動に携わり、共産党中央委員も務めた。著書に「会津八一の世界」「岡倉天心」「近代美術の軌跡」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「宮川 寅雄」の解説

宮川 寅雄 (みやがわ とらお)

生年月日:1908年10月10日
昭和時代の美術史家。日中文化交流協会理事長;和光大学教授
1984年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android