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宮沢賢治とチェロ

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

宮沢賢治とチェロ

賢治にとってチェロは身近な存在だった。購入した26年に上京して専門家の特訓を受けるなどした体験は、童話「セロ弾きのゴーシュ」に結実した。病に倒れた賢治は32年、見舞いに来た藤原嘉藤治が穴あきのチェロで盛岡の演奏会に出ることを知り自分のチェロと交換した。嘉藤治が所有し、後に宮沢家に返還された賢治のチェロの胴の中には、賢治直筆の「1926.K.M.」というサインがある。

(2009-07-29 朝日新聞 朝刊 岩手全県 1地方)

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