宮沢 俊義(読み)ミヤザワ トシヨシ

20世紀日本人名事典 「宮沢 俊義」の解説

宮沢 俊義
ミヤザワ トシヨシ

昭和期の憲法学者 東京大学名誉教授;プロ野球コミッショナー。



生年
明治32(1899)年3月6日

没年
昭和51(1976)年9月4日

出生地
長野県長野市

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部政治学科〔大正12年〕卒

主な受賞名〔年〕
文化功労者〔昭和44年〕,毎日出版文化賞〔昭和45年〕「天皇機関説事件」

経歴
大正14年東京帝大助教授を経て、昭和9年教授に就任戦後貴族院議員として日本国憲法の審議に参加。23年日本公法学会創設に当たり理事長。34年退官し、以後44年まで立教大教授をつとめる。護憲派で憲法問題研究会を主導、また、40年から47年まではプロ野球コミッショナーをつとめ、“黒い霧事件”の解決にあたった。主著に「委任事務固有事務理論」「民主制の本質的性格」「憲法」「日本国憲法」「国民主権と天皇制」「天皇機関説事件」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「宮沢 俊義」の解説

宮沢 俊義 (みやざわ としよし)

生年月日:1899年3月6日
昭和時代の憲法学者。東京大学教授;プロ野球コミッショナー
1976年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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