宿借り・寄居虫(読み)やどかり

大辞林 第三版の解説

やどかり【宿借り・寄居虫】

十脚目ヤドカリ科・ホンヤドカリ科・ツノガイヤドカリ科・オカヤドカリ科の甲殻類の総称。体形はカニとエビの中間。頭胸部は硬い甲におおわれるが、腹部は軟弱で、多くは巻貝の殻を借りて保護している。一対の大きなはさみ脚をもつ。ホンヤドカリ・オニヤドカリ・タラバガニ・ヤシガニなど種類が多い。ゴウナ。オバケガイ。カミナ。 [季] 春。 《 -や覚束なくもかくれ顔 /虚子 》 〔「寄居虫」とも書く〕
宿を借りること。家を借りて住むこと。また、借家人。居候のことをもいう。 「 -の座敷へ踏込ふんごまうとなされたを/浄瑠璃・千本桜」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

政府開発援助

政府ベースの経済協力の一つで,特に先進国政府が発展途上国の経済開発などを促進するため財政資金を使って供与する援助。 (1) 2国間での直接援助と,(2) 国際機関を通じての多国間援助に分けられる。直接...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android