宿借り・寄居虫(読み)やどかり

大辞林 第三版の解説

やどかり【宿借り・寄居虫】

十脚目ヤドカリ科・ホンヤドカリ科・ツノガイヤドカリ科・オカヤドカリ科の甲殻類の総称。体形はカニとエビの中間。頭胸部は硬い甲におおわれるが、腹部は軟弱で、多くは巻貝の殻を借りて保護している。一対の大きなはさみ脚をもつ。ホンヤドカリ・オニヤドカリ・タラバガニ・ヤシガニなど種類が多い。ゴウナ。オバケガイ。カミナ。 [季] 春。 《 -や覚束なくもかくれ顔 /虚子 》 〔「寄居虫」とも書く〕
宿を借りること。家を借りて住むこと。また、借家人。居候のことをもいう。 「 -の座敷へ踏込ふんごまうとなされたを/浄瑠璃・千本桜」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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