富士重工業(読み)ふじじゅうこうぎょう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「富士重工業」の意味・わかりやすい解説

富士重工業
ふじじゅうこうぎょう

自動車航空機などの日本の重工機械メーカーの旧名称。1917年(大正6)設立の飛行機研究所(のちの中島飛行機)が前身。1953年(昭和28)に富士重工業となる。自動車ブランドとして「スバル」のほか、「レガシィ」「インプレッサ」などを年間約100万台生産していたが、創業100周年にあたる2017年(平成29)に、社名を「株式会社SUBARU(スバル)」に変更した。

[矢野 武 2018年5月21日]

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「富士重工業」の解説

富士重工業

正式社名「富士重工業株式会社」。英文社名「Fuji Heavy Industries Ltd.」。輸送用機器製造業。昭和28年(1953)設立。本社は東京都新宿区西新宿。トヨタ自動車系の自動車会社。前身は第2次大戦時の代表的な航空機会社である「中島飛行機株式会社」。軽自動車や4駆車で「スバル」展開。産業機器・航空宇宙関連機器も手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード7270。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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