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寬・漢・乾・冠・函・刊・勘・勧・勸・卷・喊・喚・堪・奸・姦・完・官・寒・寛・嵌・巻・干・幹・悍・患・感・慣・憾・換・敢・旱・柑・桿・棺・檻・款・歓・歡・汗・浣・渙・漢・灌・環・甘・甲・癇・監・看・瞰・竿・管・簡・緘・緩・缶・罐・翰・肝・艦・艱・観・觀・諫・貫・還・鑑・閑・間・関・關・陥・陷・館・鹹 かん

大辞林 第三版の解説

かん【寬・漢・乾・冠・函・刊・勘・勧・勸・卷・喊・喚・堪・奸・姦・完・官・寒・寛・嵌・巻・干・幹・悍・患・感・慣・憾・換・敢・旱・柑・桿・棺・檻・款・歓・歡・汗・浣・渙・漢・灌・環・甘・甲・癇・監・看・瞰・竿・管・簡・緘・緩・缶・罐・翰・肝・艦・艱・観・觀・諫・貫・還・鑑・閑・間・関・關・陥・陷・館・鹹】

【干】 [音] カン
おかす。さからう。 「干犯」
盾。盾でふせぐ。 「干戈かんか・干城」
かかわる。 「干渉」
かわく。かわかす。潮がひく。 「干害・干拓・干潮・干天・干満」
十二支と組み合わされて、えとをつくる一〇個の名。 「干支・十干」
いくらか。 「若干」
【刊】 [音] カン
きざむ。版木に彫る。印刷する。書物を出版する。 「刊行・刊本・季刊・既刊・月刊・週刊・新刊・創刊・廃刊」
【甘】 [音] カン
味がよい。うまい。 「甘美・甘露」
あまい。 「甘酸・甘味」
こころよい。満足する。あまんじる。 「甘雨・甘言・甘辞・甘受・甘心・甘美」
【甲】
⇒ こう〔甲〕 [漢]
【 奸 】 [音] カン
ずるい。わるがしこい。 「奸悪・奸計・奸才・奸臣・奸人・奸知・奸佞かんねい・奸物・奸雄」
【汗】 [音] カン
あせ。あせをかく。 「汗顔・汗腺かんせん・汗馬・発汗」
【缶(罐)】 [音] カン
オランダ Kan; canの音訳字〕 ブリキ製の入れ物。 「製缶」
水を入れる器。 「薬缶やかん
蒸気機関のかま。 「汽缶」
「缶詰」の略。 〔本来、「缶」の音は「フウ」で、素焼きのかめの意。「罐かん」とは別字。「罐」の歴史的仮名遣いは「くわん」〕
【完】 くわん [音] カン
全部そろっている。 「完全・完備・完膚かんぷ・完璧かんぺき・完本」
まっとうする。完全なものにする。おわる。 「完結・完済・完成・完遂・完了・未完」
【 旱 】 [音] カン
ひでり。かわく。 「旱害・旱天・旱魃かんばつ・大旱たいかん
【肝】 [音] カン
五臓の一。きも。 「肝臓・肝油」
まごころ。こころのそこ。 「肝胆・心肝」
かなめ。たいせつなところ。 「肝心かんじん・肝腎かんじん・肝要」
【 函 】 [音] カン
はこ。 「函蓋かんがい・投函」
いれる。余地をおく。 「函丈」
「函館はこだて」の略。 「青函連絡船」
箱根のこと。 「函嶺かんれい
【官】 くわん [音] カン
国家の機関。役所。 「官庁・官報・官吏」
国務にしたがう役人。 「官憲・官民・高官・事務官」
役人としての役目、地位。 「官位・官職・兼官・士官」
おおやけ。国有のもの。 「官学・官業・官立・官民」
つかさどるもの。はたらきをもつもの。耳・目・口・鼻などのはたらき。 「官能・器官・五官」
【冠】 くわん [音] カン
かんむり。 「冠纓かんえい・冠履・王冠・挂冠けいかんかいかん)・戴冠たいかん
かんむりをつける式。成年。 「冠者・弱冠・冠婚葬祭」
すぐれている。人の頭に立つ。 「冠絶」
頭に載せる。かぶる。 「冠詞・冠辞・冠水・冠雪」
【巻(卷)】 くわん [音] カン ・ケン
まく。 「《ケン》巻雲・席巻」
まいた形の書物。 「巻軸・巻帙かんちつ・巻子かんす本」
書物。 「巻頭・開巻・万巻」
書物の区分を表す。 「上巻・中巻」
【 姦 】 [音] カン
いつわり。よこしま。「奸」と通ずる。 「姦悪・姦計・姦詐・姦才・姦臣・姦人・姦佞かんねい・姦物・姦雄」
みだら。夫婦でない男女が肉体関係を結ぶ。 「姦淫かんいん・姦通・姦夫・姦婦」
女性を犯す。 「強姦・輪姦」
【 柑 】 [音] カン
ミカン。ミカンの類。 「金柑・蜜柑みかん・柑橘類かんきつるい
【看】 [音] カン
注意してみる。みまもる。 「看過・看護・看守・看取・看破・看病」
読む。 「看経かんきん
【 竿 】 [音] カン
さお。たけざお。 「竿頭・竹竿・釣竿ちようかん
【 悍 】 [音] カン
たけだけしい。 「悍馬・悍婦・精悍」
【 浣くわん [音] カン
洗う。すすぐ。 「浣衣・浣腸」
十日。旬。 「下浣・上浣・中浣」
【陥(陷)】 [音] カン
おちいる。はまる。 「陥溺かんでき・陥没」
おとしいれる。窮地に追い込む。 「陥穽かんせい
城などを攻め落とされる。 「陥落」
欠ける。 「欠陥」
【乾】 [音] カン ・ケン
かわく。かわかす。 「乾湿・乾燥・乾杯・乾板・乾留・乾電池」
天。 「乾坤けんこん
【勘】 [音] カン
よくしらべ考える。 「勘案・勘考・勘定かんじよう
罪を問いただす。 「勘気・勘当・勅勘」
【患】 くわん [音] カン
うれえる。心配。苦しみ。 「患禍・患難・外患・憂患」
病む。病気。 「患者・患部・急患・疾患」
【 桿 】 [音] カン
てこ。 「桿菌・槓桿こうかん・操縦桿」
【貫】 くわん [音] カン
つらぬく。 「貫通・貫徹・貫流・一貫」
本籍。戸籍。 「貫属・郷貫・本貫」
【 喊 】 [音] カン
さけぶ。鬨ときの声をあげる。 「喊声・吶喊とつかん
【喚】 くわん [音] カン
さけぶ。 「喚呼・喚声・叫喚」
呼ぶ。呼びよせる。 「喚起・喚問・召喚・招喚」
【堪】 [音] カン ・タン
たえる。がまんする。 「堪忍」
すぐれている。 「堪能かんのうたんのう)」
【寒】 [音] カン
さむい。つめたい。 「寒流・寒冷・厳寒」
ぞっとする。身が縮こまる。 「寒心・悪寒おかん
ものさびしい。 「寒雨・寒村・寒灯」
まずしい。 「寒苦・寒生・貧寒」
大寒と小寒。 「寒行かんぎよう・寒中・寒垢離かんごり
【 嵌 】 [音] カン
はめる。はめこむ。 「嵌工・嵌合・象嵌ぞうがん
【換】 くわん [音] カン
かわる。とりかえる。 「換気・換金・換言・換算・交換・兌換だかん・転換・換骨奪胎」
【敢】 [音] カン
おしきってする。あえてする。 「敢行・敢然・敢闘・果敢・勇敢」
【棺】 くわん [音] カン
ひつぎ。 「出棺・石棺・納棺」
【款】 くわん [音] カン
誠意。また、心からよろこぶ。 「款待」
きざみつける。金石などに刻んだ文字。 「落款」
規約・証書などの箇条書き。 「定款・約款」
経費。金銭。 「借款」
【 渙くわん [音] カン
水が散るように四方にひろがる。 「渙散・渙発」
氷が溶ける。 「渙然氷釈」
【間】 [音] カン ・ケン
あいだ。二者のあいだ。
二者にはさまれた部分。あい。 「間隙かんげき・間歇かんけつ・間色・間食・間然・間断・眉間みけん
その中の地域。 「山間・林間」
ひろがり。範囲。区切られた一続きのもの。 「空間・時間」
ある関係をもったまとまり。 「《カン》人間じんかん・民間」 「《ケン》世間・人間」
かくれた。おもてむきでない。 「間者・間諜かんちよう・間道」
「閑」に同じ。 「間暇」
【閑】 [音] カン
しずか。 「閑雅・閑寂・閑静・森閑」
ひまである。 「閑居・閑職・閑人・有閑・農閑期」
大切でない。むだ。 「閑却・等閑・閑文字」
【勧(勸)】 くわん [音] カン
はげます。すすめ行わせる。 「勧学・勧業・勧奨・勧進かんじん・勧誘・勧善懲悪」
【寛( 寬 )】 くわん [音] カン
ひろい。気持ちや心が大きい。 「寛雅・寛厚・寛恕かんじよ・寛大・寛容」
【幹】 [音] カン
みき。草木の中心部分。また、物事の主要部。 「幹枝・幹線・幹部・幹流・根幹」
わざ。うでまえ。 「才幹」
つかさどる。 「幹事・主幹」
【感】 [音] カン
かんじる。心が動く。 「感激・感謝・感性・感想・感嘆・感涙・所感・万感・予感・霊感・安心感」
外からの刺激を身に受ける。反応する。 「感覚・感触・感電・交感・敏感」
病気などにかかる。 「感染・感冒」
【漢( 漢 )】 [音] カン
長江の支流の一。 「漢江・漢水・江漢」
あまのがわ。銀河。 「銀漢・天漢」
おとこ。 「悪漢・好漢・暴漢・門外漢」
中国の王朝の名。 「後漢・蜀漢しよつかん・前漢」
中国本土。中国本土に住む民族。 「漢学・漢字・漢土・漢文・漢和・漢民族」
【慣】 くわん [音] カン
なれる。なれ。ならす。また、ならわし。しきたり。 「慣行・慣性・慣習・慣用・慣例・旧慣・習慣」
【管】 くわん [音] カン
くだ。細長いつつ。 「管状・気管・鉄管・毛細管」
ふえ。 「管弦・金管・木管」
ふで。 「彩管・筆管」
ある限られた範囲を支配する。 「管轄・管守・管制・管理・主管・所管・保管」
せまい視野。 「管見」
【関(關)】 くわん [音] カン
せき。関所せきしよ。出入り口。 「関東・関門・郷関・玄関・難関」
かかわる。あずかる。 「関係・関心・関知・関白・関与・相関・連関」
からくり。しかけ。 「関節・機関」
かんぬき。 「関鍵」
【歓(歡)】 くわん [音] カン
よろこぶ。よろこび。 「歓喜・歓迎・歓声・歓待・歓談・歓楽・哀歓・交歓」
【監】 [音] カン
見はる。とりしまる。 「監禁・監護・監査・監察・監視・監修・監督・舎監・統監」
ろうや。 「監獄・監房・収監」
【 緘 】 [音] カン
とじる。口をふさぐ。 「緘口・緘黙」
手紙の封をする。 「封緘」
【緩】 くわん [音] カン
ゆるやか。ゆるむ。 「緩急・緩行・緩慢・緩和・弛緩しかん
【憾】 [音] カン
心残りに思う。うらむ。 「遺憾」
【 翰 】 [音] カン
ふで。毛筆。 「翰墨」
文書。詩文。また、学問。 「翰藻かんそう・翰林」
手紙。書簡。 「華翰・貴翰・手翰・書翰・宸翰しんかん
【 諫 】 [音] カン
いさめ。いさめる。 「諫言・諫止・諫争・極諫・苦諫・切諫・忠諫・直諫・諷諫」
【還】 くわん [音] カン ・ゲン
かえる。かえす。 「還御・還付・還暦・還俗げんぞく・往還・帰還・償還・生還・送還」
【館】 くわん [音] カン
公共の建物。 「公民館・大使館・図書館・博物館」
大きな建物。 「会館・商館・本館・映画館」
やどや。 「旅館」
【環】 くわん [音] カン
輪の形をしたもの。 「環礁・環状・金環」
とりかこむ。めぐらす。 「環海・環境・環視」
めぐる。 「循環」
【 癇 】 [音] カン
ひきつけ。 「癲癇てんかん
激怒しやすい性質・性癖。神経過敏。 「癇癪かんしやく・癇癖」
【 瞰 】 [音] カン
みおろす。 「下瞰・鳥瞰・俯瞰ふかん
【 艱 】 [音] カン
なやむ。くるしむ。 「艱苦・艱難」
むずかしい。 「艱険」
【簡】 [音] カン
文字を書くための竹のふだ。 「簡札・竹簡」
手紙。 「手簡・書簡」
てがる。 「簡易・簡古」
むだをはぶく。 「簡潔・簡素・簡明・簡約・簡要」
えらぶ。 「簡閲・簡抜」
【観(觀)】 くわん [音] カン
見る。
見わたす。ぐるりとながめる。 「観光・観覧」
注意して見る。見て考える。 「観客・観察・観照・観賞・観相・観測・静観・傍観」
見たようす。ながめ。 「偉観・外観・奇観・壮観・美観」
見方。考え方。 「観点・客観・主観・悲観」
人に見せる。示す。 「観兵・展観・観艦式」
【 檻 】 [音] カン
おり。罪人や鳥獣を入れるかこい。 「檻車・檻送・牢檻ろうかん
てすり。 「折檻」
【 灌くわん [音] カン
水などをそそぎかける。 「灌頂かんじようかんちよう)・灌水・灌仏会かんぶつえ
水を流れこませる。 「灌域・灌漑かんがい
注入する。 「灌腸」
群がりはえる。 「灌木」
【 鹹 】 [音] カン
塩からい。塩分がある。 「鹹湖・鹹水・鹹度」
【艦】 [音] カン
武装した船。 「艦船・軍艦・潜水艦」
【鑑】 [音] カン
〔もと(金属製の)鏡の意〕 てほん。かがみ。 「殷鑑いんかん・亀鑑きかん・鏡鑑・明鑑」
考える。見わける。 「鑑識・鑑賞・鑑定・鑑別」
ある事情を示すしるし。 「鑑札・印鑑・門鑑」
資料を集めた書物。 「図鑑・年鑑・名鑑」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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