尊い・貴い(読み)たっとい

大辞林 第三版の解説

たっとい【尊い・貴い】

( 形 ) [文] ク たつと・し
〔「たふとし」の転〕
地位・身分などがきわめて高い。高貴だ。とうとい。 「 - ・い身分の人」
非常に価値がある。貴重だ。とうとい。 「人を救おうとするその気持ちが-・い」 「芸術の士は…人の心を豊かにするが故に-・い/草枕 漱石
[派生] -さ ( 名 )

とうとい【尊い・貴い】

( 形 ) [文] ク たふと・し
身分・品位などが高い。高貴だ。たっとい。 「 - ・い身分のお方」
敬うべきさまである。たっとい。 「 - ・い高僧」 「父母を見れば-・し妻子めこ見ればめぐし愛うつくし/万葉集 800
(精神的な意味で)価値が高い。貴重だ。また、意義深く重大である。たっとい。 「 - ・い経験」 「 - ・い教訓を残した事件」 「 - ・い犠牲を払う」 「その気持ちが-・い」
(感覚的な意味で)価値が高い。すばらしい。 「赤玉は緒さへ光れど白玉の君が装よそいし-・くありけり/古事記 」 〔立派なさまを表す「太ふと」に接頭語「た」が付いたものが形容詞化した語という〕
[派生] -が・る ( 動五[四] ) -げ ( 形動 ) -さ ( 名 )

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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