精選版 日本国語大辞典 「小刀・少刀」の意味・読み・例文・類語
ちいさ‐がたな ちひさ‥【小刀・少刀】
〘名〙
※虎明本狂言・煎物(室町末‐近世初)「上にかみしも、ゑほし、ちひさ刀、後に大臣ゑほしなり」
② 殿中差(でんちゅうざし)として用いる柄糸(つかいと)を巻いた鍔つきの短刀。
※酌并記(1532‐70頃)「わきさし出す事。是も昔はちひさ刀たる間、わきさしと云事なし。乍去、当世わきさしある間、刀と同事なり」
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