小唄 勝太郎(読み)コウタ カツタロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「小唄 勝太郎」の解説

小唄 勝太郎
コウタ カツタロウ


職業
歌手

本名
真野 かつ

旧名・旧姓
佐藤

生年月日
明治37年 11月6日

出生地
新潟県

経歴
少女のころから美声で知られ、昭和4年上京、日本橋葭町から芸者に出た。座敷で歌ってスカウトされ、5年オデオンレコードで初の吹き込み。6年ビクター専属となり、8年「島の娘」が大ヒットした。その後も「東京音頭」「佐渡を想へば」「明日はお立ちか」「勝太郎子守唄」など太平洋戦争の初期まで華々しく活躍。うぐいす芸者といわれ、“ハー”で始まる歌詞がヒットしたため、“ハー小唄の勝太郎”としてもてはやされた。戦後後進の指導に当たった。

没年月日
昭和49年 6月21日 (1974年)

伝記
小沢昭一的流行歌・昭和のこころ小沢昭一的流行歌・昭和のこころガン50人の勇気 小沢 昭一,大倉 徹也 著小沢 昭一,大倉 徹也 著柳田 邦男 著(発行元 新潮社新潮社文芸春秋 ’03’00’89発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「小唄 勝太郎」の解説

小唄 勝太郎
コウタ カツタロウ

昭和期の歌手



生年
明治37(1904)年11月6日

没年
昭和49(1974)年6月21日

出生地
新潟県

本名
真野 かつ

旧姓(旧名)
佐藤

経歴
少女のころから美声で知られ、昭和4年上京、日本橋葭町から芸者に出た。座敷で歌ってスカウトされ、5年オデオンレコードで初の吹き込み。6年ビクター専属となり、8年「島の娘」が大ヒットした。その後も「東京音頭」「佐渡を想へば」「明日はお立ちか」「勝太郎子守唄」など太平洋戦争の初期まで華々しく活躍。うぐいす芸者といわれ、“ハー”で始まる歌詞がヒットしたため、“ハー小唄の勝太郎”としてもてはやされた。戦後は後進の指導に当たった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「小唄 勝太郎」の解説

小唄 勝太郎 (こうた かつたろう)

生年月日:1904年11月6日
昭和時代の歌手
1974年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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