小崎 弘道(読み)コザキ ヒロミチ

20世紀日本人名事典 「小崎 弘道」の解説

小崎 弘道
コザキ ヒロミチ

明治〜昭和期の牧師 同志社大学名誉教授。



生年
安政3年4月14日(1856年)

没年
昭和13(1938)年2月26日

出生地
肥後国熊本本山町(熊本県)

別名
幼名=太郎

学歴〔年〕
同志社英学校卒

経歴
明治9年熊本洋学校でジェーンズより受洗、牧師となり、明治、大正、昭和を通して日本プロテスタント教会形成に大きく貢献した代表的指導者の一人。上京して、12年東京京橋に新肴町教会を設立、13年東京第一基督教会(のちの日本基督教団霊南坂教会)を設立、昭和6年まで牧師を務めた。また、植村正久らと東京基督教青年会(YMCA)を組織、会長となり、機関誌「六合雑誌」を創刊キリスト教出版社警醒社も設立した。明治19年上流階級にも伝道し、番町教会を建て、儒教を基礎としてキリスト教を論じた「政教新論」を著す。23〜30年新島襄のあとをうけて同志社総長。ほかに日本組合基督教会会長、日本基督教連盟会長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「小崎 弘道」の解説

小崎 弘道 (こざき ひろみち)

生年月日:1856年4月14日
明治時代-昭和時代のキリスト教伝道者;牧師。同志社英学校社長
1938年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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