小川 清彦(読み)オガワ キヨヒコ

20世紀日本人名事典 「小川 清彦」の解説

小川 清彦
オガワ キヨヒコ

明治〜昭和期の天文学者 東京帝大理科大助手。



生年
明治15(1882)年10月2日

没年
昭和25(1950)年1月10日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京物理学校卒

経歴
東京天文台に入り、暦や潮汐の研究に従事。明治40年東京帝大理科大助手となった。その傍らで暦学史に関する多くの論文を発表。特に昭和21年の「日本書紀の暦日について」では、従来の説を否定し、「日本書紀」編纂当時の暦法を用いて日本神武紀元の暦日を解釈するという新説を唱えた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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