小川(村)(読み)おがわ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「小川(村)」の意味・わかりやすい解説

小川(村)
おがわ

長野県北部、上水内郡(かみみのちぐん)にある村。犀(さい)川の支流土尻川(どじりがわ)流域にある山村。標高400~900メートルの山腹斜面地に集落が散在し、少ない平地に役場や学校がある。地すべり常襲地である。斜面に分布する水田や果樹栽培、畜産農業の中心。中世は松本方面から戸隠(とがくし)神社への参詣(さんけい)の道が通過していた。面積58.11平方キロメートル、人口2215(2020)。

[小林寛義]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android