小弟・少弟(読み)しょうてい

精選版 日本国語大辞典 「小弟・少弟」の意味・読み・例文・類語

しょう‐てい セウ‥【小弟・少弟】

[1] 〘名〙
① =しょうし(小師)③〔文明本節用集(室町中)〕
② 年少の弟。また、他人に対して自分の弟をへりくだっていうときにも用いる。
史記抄(1477)七「交は高祖の少弟なり」 〔木蘭詩
[2] 〘代名〙 自称目上に対して自己をへりくだっていう語。
※読本・雨月物語(1776)菊花の約「小弟(シャウテイ)(はや)くより待ちて今にいたりぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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