小牧[市](読み)こまき

百科事典マイペディア 「小牧[市]」の意味・わかりやすい解説

小牧[市]【こまき】

愛知県北部,濃尾平野にある市。1955年市制。中心市街は1563年織田信長が小牧山に築城後城下町,寛文年間以降宿場町として発達小牧山は小牧・長久手の戦の地(史跡)で公園。名鉄小牧線,名神高速道路,東名高速道路が通じ,中央自動車道を分岐する交通要地で,市の南端には名古屋空港(現・県営名古屋空港)がある。交通の便が良くなるにつれて,窯業,輸送用機器などの工業が進出し,約1兆1000億円(2003)の製造品出荷額を上げている。名古屋市の衛星都市化が顕著。周辺は田園地帯で,米,野菜,ナシモモ多産。62.81km2。14万7132人(2010)。

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