小笠原諸島の自然

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

東京湾から約千キロ南に連なり「東洋のガラパゴス」とも呼ばれる。大陸と陸続きになったことがなく、独自の進化をとげた固有種が多い。国の天然記念物オガサワラオオコウモリや、カタツムリの一種カタマイマイ、常緑樹シロトベラなどは小笠原にしかない。貴重な生態系は外来種に脅かされてきた。ネコが野生化してアカガシラカラスバトを襲い、ヤギが植物を食い荒らし、オオヒキガエルトカゲグリーンアノールが固有のオガサワラシジミなどの昆虫を食べた。村などはこうした外来種の駆除に取り組んできた。

(2011-05-08 朝日新聞 朝刊 東京西部 1地方)

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