精選版 日本国語大辞典 「尻付・後付」の意味・読み・例文・類語
しり‐つけ【尻付・後付】
〘名〙 (「しりづけ」とも)
① =しづけ(尻付)
② (━する) 人のあとについていくこと。
※金刀比羅本平治(1220頃か)中「兵藤内は大臆病者にて、〈略〉何となう尻付(シリツケ)して勢の中にあひまじり」
③ =しりとり(尻取)②
しり‐つき【尻付・後付】
〘名〙
※評判記・満散利久佐(1656)哥仙「しりつきは、かれてあしし」
② 人の後ろにつき従うこと。また、その人。従者。
※俳諧・渡奉公(1676)下「照月の影やしり付の駒迎〈可申〉」
③ 尻につくこと。本体にあとからつけ加えられること。
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