デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾上多見蔵(初代)」の解説 尾上多見蔵(初代) おのえ-たみぞう 1754-? 江戸時代中期の歌舞伎役者。宝暦4年生まれ。花染皆之丞に,のち初代尾上菊五郎に入門。明和6年菊五郎とともに江戸にいき,傾城(けいせい),奥方などを演じた。安永8年多見蔵を名のり,のち京坂の舞台にたった。京都出身。初名は花染民蔵。前名は尾上健蔵,尾上民蔵。俳名は幸朝。屋号は音羽屋。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例