尾上菊五郎(五世)(読み)おのえ きくごろう

江戸・東京人物辞典の解説

尾上菊五郎(五世)

1844〜1903(弘化元年〜明治36年)【歌舞伎役者】江戸歌舞伎に独自のスタイルを加えて、新境地を開く。 明治歌舞伎の大主役。歌舞伎俳優。屋号は音羽屋。本名寺島清。三世の孫として江戸浅草に生まれる。1862年(文久2)に演じた「弁天小僧」が当り役となった。明治に入ると、九世市川団十郎・初世市川左団次とともに明治劇壇を代表する俳優として「団菊左」と並び称された。河竹黙阿弥生世話物、御家の怪談狂言、舞踊劇などに独自の技芸を開いた。市川家の歌舞伎十八番に対抗して新古演劇十種を制定・創演。尾上菊五郎は、江戸中期から現在七世を数える。

出典 財団法人まちみらい千代田江戸・東京人物辞典について 情報

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