局促・局趣(読み)きょくそく

精選版 日本国語大辞典 「局促・局趣」の意味・読み・例文・類語

きょく‐そく【局促・局趣】

〘名〙 (形動タリ) ちぢまって小さくなること。かがまること。また、狭量でこせこせしているさま。〔文明本節用集(室町中)〕
※淡窓詩話(19C中)下「杜詩は学び易からず。〈略〉七律は極めて学び難し。之を学べば、局促して伸ぶることを得ず」 〔史記‐灌夫伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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