屈輪・倶利(読み)ぐり

精選版 日本国語大辞典 「屈輪・倶利」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐り【屈輪・倶利】

〘名〙 漆塗堆朱(ついしゅ)堆黒(ついこく)で用いられる、蕨形(わらびがた)の連続した渦巻文様。また、それを彫り出したもの。禅宗寺院建築工芸品にみられる。ぐりぐり。ぐりん。〔書言字考節用集(1717)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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