山下 三郎(読み)ヤマシタ サブロウ

20世紀日本人名事典 「山下 三郎」の解説

山下 三郎
ヤマシタ サブロウ

昭和期の実業家 元・山下新日本汽船社長。



生年
明治41(1908)年4月25日

没年
平成11(1999)年7月13日

出生地
神奈川県横浜市

出身地
東京

学歴〔年〕
慶応義塾大学法学部〔昭和6年〕卒

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和43年〕,勲二等旭日重光章〔昭和53年〕

経歴
大学在学中、同人誌に発表した短編小説川端康成、室生犀星らに注目され、新人として期待された。大学卒業後は父の命を守り、山下汽船に入社。26年太平汽船社長、29年山下汽船常務、33年専務、35年社長に就任。39年新日本汽船と合併、山下新日本汽船(現・商船三井)社長、48年会長、51年相談役。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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