山口 四郎(読み)ヤマグチ シロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「山口 四郎」の解説

山口 四郎
ヤマグチ シロウ


職業
尺八奏者(琴古流)

旧名・旧姓
田沢

生年月日
明治18年 9月27日

出身地
神奈川県 横浜市

経歴
17歳で初代川瀬順輔に尺八を師事、川瀬門下の最古参の一人。海城中学校教師のかたわら、川瀬一門の竹友社に属し、尺八を教えた。大正10年独立、竹盟社を結成して盟主となり、独自の尺八譜を出版。琴古流演奏家として活動するとともに多くの門弟を育成した。柔道も講道館4段。二男が竹盟社を後継

没年月日
昭和38年 11月5日 (1963年)

伝記
幽玄なる響き―人間国宝山口五郎の尺八と生涯 徳丸 吉彦 監修,月溪 恒子,徳丸 十盟,斉藤 完 編(発行元 出版芸術社 ’08発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「山口 四郎」の解説

山口 四郎
ヤマグチ シロウ

明治〜昭和期の尺八奏者(琴古流)



生年
明治18(1885)年9月27日

没年
昭和38(1963)年11月5日

出身地
神奈川県横浜市

旧姓(旧名)
田沢

経歴
17歳で1代目川瀬順輔に尺八を師事、川瀬門下の最古参の一人。海城中学校教師のかたわら、川瀬一門の竹友社に属し、尺八を教えた。大正10年独立、竹盟社を結成して盟主となり、独自の尺八譜を出版。琴古流演奏家として活動するとともに多くの門弟を育成した。柔道も講道館4段。次男が竹盟社を後継。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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