山口県山陽小野田市(読み)さんようおのだ〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔山口県〕山陽小野田〈市〉(さんようおのだ〈し〉)


山口県南西部にある市。
周防灘(すおうなだ)に面し、中央を厚狭(あさ)川が流れる。2005年(平成17)3月、小野田市と厚狭郡の山陽町が合併して成立。この合併により、厚狭郡消滅。JR西日本の山陽新幹線・山陽本線・小野田線などの鉄道と山陽自動車道の通じる交通の要衝。重要港湾・小野田港がある。近世以来の産炭地で、1881年(明治14)には日本最初の民間セメント工場が設置され、鉱工業都市として発展した。しかし1965年(昭和40)までに炭鉱はすべて閉山。現在では電力、化学、機械工業などを中心とする商工業都市。埴生(はぶ)漁港では沿岸漁業が行われる。明治時代創業の小野田セメント(現太平洋セメント)の竪窯(たてがま)(徳利窯(とっくりがま))は、国の重要文化財。高泊開作浜五挺唐樋(たかとまりかいさくはまごちょうからひ)は周防灘干拓遺跡の一つとして、国の史跡に指定されている。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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