山崎製パン(読み)やまざきせいパン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「山崎製パン」の意味・わかりやすい解説

山崎製パン
やまざきせいパン

パン菓子メーカー。1948年千葉県市川市に設立。第2次世界大戦後の日本国民の食生活の変化に対応して食パンの量産化をはかり,首都圏を中心に近代設備を導入した工場建設稼働。1966年大阪府に工場が完成し,その後全国に工場を配置した。1967年スーパーマーケットのスーパーヤマザキ設立。1970年アメリカ合衆国のナビスコおよび日綿實業(→双日)と合弁会社ヤマザキ・ナビスコを設立し,1988年に子会社化。1977年インストアベーカリー事業,コンビニエンスストア事業に進出。2001年イートイン方式のベーカリー,ヴィ・ド・フランス設立。2006年菓子メーカーの東ハトを,2008年洋菓子メーカーの不二家を子会社化。2016年「ナビスコ」ブランドのライセンス契約が終了,ヤマザキ・ナビスコはヤマザキビスケットに社名を変更した。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「山崎製パン」の解説

山崎製パン

正式社名「山崎製パン株式会社」。英文社名「YAMAZAKI BAKING CO., LTD.」。食料品製造業。昭和23年(1948)前身の「山崎製パン所」創業。同年設立。本社は東京都千代田区岩本町。製パン会社。業界最大手。コンビニエンスストアも運営。子会社にヤマザキ・ナビスコ、東ハト、不二家など。東京証券取引所第1部上場。証券コード2212。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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