山高 しげり(読み)ヤマタカ シゲリ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「山高 しげり」の解説

山高 しげり
ヤマタカ シゲリ


肩書
参院議員,全国地域婦人団体連絡協議会会長

別名
別名=金子 しげり

生年月日
明治32年1月5日

出生地
三重県津市

学歴
東京女子高等師範学校(現・お茶の水女子大学)〔大正8年〕中退

経歴
大正8年結婚のため東京女高師を中退、9年国民新聞社に入社、13年主婦之友記者に転じ1年で退職。同年婦人参政権獲得期成同盟結成に参加、中央委員として昭和15年の同盟解散まで市川房枝と共に活躍した。その間、婦人の地位向上、母性保護運動、市政浄化運動に参加、12年母子保護法制定を議会に要請、成立にこぎつけた。17年大日本婦人会発会で理事となり戦時中は遺家族援護に当たった。戦後20年新日本婦人同盟(25年に婦人有権者同盟)を結成、衆議院議員選挙法改正公布により婦人参政権が実現した。25年全国未亡人団体協議会を組織し事務局長、後理事長。27年全国地域婦人団体連絡協議会(地婦連)を結成、死去まで初代会長を務めた。37年参議院議員選挙全国区に無所属で立候補次点となったが同年9月繰り上げ当選、40年再選、通算9年間議員を務めた。遺著に「母子福祉四十年」がある。

没年月日
昭和52年11月13日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「山高 しげり」の解説

山高 しげり
ヤマタカ シゲリ

大正・昭和期の婦人運動家 参院議員;全国地域婦人団体連絡協議会会長。



生年
明治32(1899)年1月5日

没年
昭和52(1977)年11月13日

出生地
三重県津市

別名
別名=金子 しげり

学歴〔年〕
東京女子高等師範学校(現・お茶の水女子大学)〔大正8年〕中退

経歴
大正8年結婚のため東京女高師を中退、9年国民新聞社に入社、13年主婦之友記者に転じ1年で退職。同年婦人参政権獲得期成同盟結成に参加、中央委員として昭和15年の同盟解散まで市川房枝と共に活躍した。その間、婦人の地位向上、母性保護運動、市政浄化運動に参加、12年母子保護法制定を議会に要請、成立にこぎつけた。17年大日本婦人会発会で理事となり戦時中は遺家族の援護に当たった。戦後20年新日本婦人同盟(25年に婦人有権者同盟)を結成、衆議院議員選挙法改正公布により婦人参政権が実現した。25年全国未亡人団体協議会を組織し事務局長、後理事長。27年全国地域婦人団体連絡協議会(地婦連)を結成、死去まで初代会長を務めた。37年参議院議員選挙全国区に無所属で立候補、次点となったが同年9月繰り上げ当選、40年再選、通算9年間議員を務めた。遺著に「母子福祉四十年」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「山高 しげり」の解説

山高 しげり (やまたか しげり)

生年月日:1899年1月5日
大正時代;昭和時代の女性運動家。参院議員;全国地域婦人団体連絡協議会会長
1977年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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