山鳥薇(読み)ヤマドリゼンマイ

デジタル大辞泉 「山鳥薇」の意味・読み・例文・類語

やまどり‐ぜんまい【山鳥×薇】

ゼンマイ科多年生シダ山地湿原群生栄養葉は長さ約60センチで、羽状に分かれ、胞子葉は小形で、2回羽状に分かれる。若芽食用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「山鳥薇」の意味・読み・例文・類語

やまどり‐ぜんまい【山鳥薇】

〘名〙 シダ類ゼンマイ科の落葉多年草各地の山地の湿原に生えるが、本州中部以北に特に多い。裸葉と胞子葉の区別があり、ともに褐色綿毛をかぶる。裸葉は羽状複葉で長さ六〇~九〇センチメートル、裂片は長楕円形で縁に切れ込みがない。胞子葉は二回羽状複葉で裸葉より小さい。胞子嚢群球形小羽片両側につく。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「山鳥薇」の解説

山鳥薇 (ヤマドリゼンマイ)

学名Osmunda cinnamomea var.fokiensis
植物。ゼンマイ科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android