山黄櫨(読み)ヤマハゼ

デジタル大辞泉 「山黄櫨」の意味・読み・例文・類語

やま‐はぜ【山黄櫨】

ウルシ科の落葉小高木。関東以西の山地自生。葉は楕円形小葉からなる羽状複葉。秋に紅葉する。雌雄異株初夏黄緑色小花が円錐状につき、実は黄褐色。はにし。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「山黄櫨」の意味・読み・例文・類語

やま‐はぜ【山黄櫨】

〘名〙 ウルシ科の落葉小高木。本州の関東以西、四国、九州の山地に生える。ハゼノキに似るが若枝葉柄、葉の裏に黄褐色の短毛が生える。葉は奇数羽状複葉で、秋に紅葉して美しい。雌雄異株。初夏、葉腋から円錐花序を垂れ下げ、黄緑色の小花をつける。古くハゼノキと称していたのが本種であり、現在ハゼノキと称し栽培されているものは琉球から渡来したものである。漢名、木蜡樹・野漆樹。はにし。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「山黄櫨」の解説

山黄櫨 (ヤマハゼ)

学名Rhus silvestris
植物。ウルシ科の落葉小高木,薬用植物

山黄櫨 (ヤマハゼ)

植物。ウルシ科の落葉小高木,薬用植物。ヤマウルシ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android