岐阜県下呂市(読み)げろ〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔岐阜県〕下呂〈市〉(げろ〈し〉)


岐阜県の中東部に位置する市。
市域の約9割を山林が占め、市街地は河川流域の平坦地を中心に広がる。2004年(平成16)3月、益田(ました)郡の萩原町、小坂町、下呂町、金山町、馬瀬村が合併して成立。この合併により益田郡は消滅。豊富な森林資源を利用した製材・木工業が盛ん。養蚕・畜産・茶や野菜の栽培が行われ、ブランド牛の飛騨牛が有名。ゴム・電機などの工場もある。旧・金山町地区では水源開発が盛んで、岩屋ダムなど複数のダムがある。景勝地中山七里(なかやましちり)があるほか、ギフチョウの発見地で、保護活動が行われている。旧・下呂町は飛騨街道の旧宿場町。下呂温泉は古くから名湯として知られ、多くの温泉旅館やホテル・保養所のほか、温泉病院もある。山間部の旧・小坂町ではヒノキ・ヒバなどの林業が盛んで、濁河(にごりご)・下島(したじま)・湯屋などの温泉が湧く。特別天然記念物のニホンカモシカの生息地でもある。旧・萩原町の久津八幡(くづはちまん)宮の本殿・拝殿は国の重要文化財。馬瀬川はアユ・アマゴなどの渓流釣りで有名。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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