岡山県新見市(読み)にいみ〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔岡山県〕新見〈市〉(にいみ〈し〉)


岡山県北西部、高梁(たかはし)川の上流域を占める市。
南部には吉備高原が広がる。2005年(平成17)3月、旧・新見市と阿哲(あてつ)郡の大佐町、神郷町、哲多町、哲西町が合併して現在の姿となる。この合併により、阿哲郡消滅。中国山地の山々に囲まれた起伏の多い地形で、市域の大半を森林が占める。JR伯備線・芸備線・姫新線、中国自動車道・国道180号と182号が通じる。林業と稲作、千屋(ちや)牛の飼育に代表される畜産・トマトやアスパラガス・ダイコンなどの野菜栽培が盛ん。ピオーネ種のブドウ・モモなどの果物栽培も行われる。石灰石を産し、セメント工場が操業。ほかに電機・木材加工・食品などの工場がある。吉備高原には国の天然記念物に指定されている鯉ケ窪(こいがくぼ)湿生植物群落がある。大佐山はキャンプ・スカイスポーツの名所で山頂には天文施設がある。カルスト地形の阿哲台には井倉洞(県指定天然記念物)などの鍾乳洞があり、羅生門は国の天然記念物に指定。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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